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2006年12月 2日 (土)

ワイン型 牛乳型

昨日の深夜番組で、あるものが「ワイン型」であるか、「牛乳型」であるか、ということをやっていました。

コンセプトメーカーの「はしり」の様な存在である坂井直樹の視点です。

「ワイン型」は、すごく廉価なものから超高級なものまであるカテゴリー
例えば、ワイン、腕時計、車、指輪など。

「牛乳型」は、あまり価格に大きな幅のないカテゴリー
例えば、牛乳、ティッシュペーパー、洗剤、セロテープなど。

「牛乳型」とは、いわゆる「高級」という言葉があまり使われないもの。
*高級牛乳、高級ティッシュペーパーとはあまり言わない。

でも、微妙な違いで、6個入りで500円くらいする高級たまごは存在します。
では、たまごは「ワイン型」なのでしょか?とすると、牛乳との違いはなんなんでしょう?

高級たまごは、栄養価が高く、ミネラルやビタミンを多く含んでいて、体に良さそうな気がします。
高級たまごが売れるということは、それらに対して人は倍以上のお金を払うということです。

しかし、これは多分に「気分」の違いによるところが大きいですよね。
この気分の違いにお金を払うということは、ブランドの中心的な価値なのです。
つまり、「いい気分」を得る前提として多少の機能の違いを求めるのです。

たまごが「ワイン型」になることができて、牛乳が「ワイン型」になれない理由は見当たりません。
同じように、今、世間的に「牛乳型」と思われる商品であったとしても、それを「ワイン型」に昇格させることは可能なのです。

言ってみれば、ビールなんかも未だに「ワイン型」の領域に入っていないと思います。
それは、日本では長い歴史に渡って、ピルスナータイプのビールだけが飲まれ続けていることも影響しているのかもしれません。
*ビールには、エール、ウ゛ァイツェン、スタウトなど多くの種類がありますが、日本ではあまり普及していません。

「長い時間を使って熟成した超高級素材を使って、スコットランドのある洞窟でしか生産できない超限定ビール。エリザベス女王やショーン・コネリーなどが愛飲している。550ccで1万2千円」
なんて感じのビールの紹介が続出してくれば、200−300円位の値幅しかないビール業界でも、大手メーカーから千円のビールが出てきたりするかも知れません。


このように、「牛乳型」の商品では、ブランド化が思うように進められていないケースが多いのです。

これらの商品は、日常的に大量消費をするものが多いので、ブランド化のキーポイントとしては、ハーゲンダッツが成功したように、「潜在ターゲット」を如何に見つけるか、「特別な使用場面」を如何に想定するか、ということではないかと思います。

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コメント

あまりにもうまく整理された文章なので、僕のブログで紹介させて頂きたいと思います。了解願えますか?

投稿: 坂井直樹 | 2006年12月23日 (土) 08時07分

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