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2006年8月25日 (金)

ブランド啓蒙活動について2

前回の続き...

ちょっと固い内容になっていますが、興味のある方は、一読してみてください。

社内に対するブランド啓蒙活動において、最も重要なのは、それを推進する担当者の熱意と実行力です。

担当者といっても大きなブランドであれば、人事担当、マーケティング担当、直営ストア担当などの横断チームになってきます。

そして、欠かせないものとして、CEOなど、トップのコミットメントです。トップがコミットしない限りブランド啓蒙活動は効果的に進みません。このコミットメントを実現することも担当者および横断チームに課せられた大きな使命です。

もちろん、外部の力も必要でしょう。啓蒙を効果的に進めるビデオ制作や関係者向けのブランディンググッズ制作などは、広告会社などの協力が必要です。

また、ワークショップなどを確実に進行していくために、外部のファシリテーターなどの力も必要です。

社内の一人一人が、ブランドの重要度を本当の意味で理解するには、かなりの時間が必要です。

まず、大切なのは、一人一人に共通するメリット、つまりブランドを大切にし、育てることによる「共通のご利益」をしっかり伝えることです。

次に一人一人がどうやってブランドに貢献するか、具体的に示すことです。

そして、そのためには、普段から何を意識し、どう行動するかを明確にし、それを想定したシュミレーションなどを、ワークショップ形式で繰り返し体験してもらうのです。

最初は、戸惑ったり、非協力的だったりする人が出てきますが、これらのことを繰り返す内にやがて、ほとんどの人にブランディングを推進する「ノリ」が出てきます。*もっともこれは、セッションを仕切るファシリテーターの手腕にも大きく影響される訳ですが。

とにかく、試行錯誤を繰り返し、よい「流れ」を作っていく根気が担当者および横断チームには求められます。

また、仕事の現場で、日々いかにブランドを意識してもらうかの仕掛けなどにも工夫をする必要があります。

では、今回はこの辺で。

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2006年8月11日 (金)

バカ高いショッピングセンターに、なぜ客が来る?

日本に戻ってきました。
中国出張の後半は、新しいブログを作成する余裕がありませんでした。
なかなか毎日続けるというのは難しい。

北京支社の側に、あるドイツ資本のショッピングセンターがあります。
その1階は、まるで銀座にある百貨店の1階を思わせるような、コスメのコーナー。
地下に降りると、食品売り場。
ここはデパチカというよりはスーパーマーケットという感じ。
少し、食料を仕入れておこうと、買い物かごを手に取って、果物やお菓子のコーナーを見てみると、確かにちょっと品の良さそうなものが並んでいる。
しかし、その値段は東京のスーパー並み。
いろいろなものを見れば見るほど、あまりの高さに買う気を失って、結局、空のかごをそのまま戻す事に。
他の階にある衣料品、電化製品なども、ほとんど日本と変わらない値段。

翌日、中国人の同僚に「誰があそこで買い物をするの?」と聞いたところ、「事情を知らない外国人か、ただのバカ」とのこと。
しかし、そのショッピングセンターは、結構以前からあるという。
ということは、ちゃんとお客さんがいて、ちゃんと経営が成り立っているということ。
ショッピングセンター自体のブランド力があり、他より随分高い金額でもものが売れる。
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なぜか?
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まずは「安心」。
ご存知のように、中国は偽ブランド大国。
アメリカや日本が文句を言い続けてもどこ吹く風、全くお構いなし。
「本物」と思って買い込んでも、まんまと偽物を掴ませられる。
このショッピングセンターでは、偽物は売っていない、というブランド力があるんですね。

2点目は「品揃え」。
これは特に外国人にとっての価値ですが、
日本やドイツの食品など、他では手に入りにくい商品の品揃えがしっかりしている。外国人にとっては、高くてもここに来る理由の大きなところでしょう。

3点目は「成功のしるし」
どんな人が買い物に来ているのか観察してみると、外国人ばかりか、中国人も結構いる。
この中国の人達は、やはり裕福そうな人達ばかり。
しかし、いくら裕福とは言え、他に行けば同じものでももっと安く買えるのに、お金にうるさい中国人が、なぜここに来るのでしょうか?
このショッピングセンターというブランドで買い物をするということが、成功のステータスということです。つまり、自己表現便益があると言えます。
別の見方としては、まだ、北京の普通の衣類販売店やスーパーは、おせじにも奇麗とは言えず、そこで買い物をするということは、自分が成功者だと思っているひとには、あまりしたくないことということなのかも知れません。
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日本では、ほとんどの店で「安心度」は保証されていて、自己表現欲求ももっと進んだ段階にあるので、このようなショッピングセンターはちょっと成り立たないかも知れません。

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2006年8月 5日 (土)

北京にて.....マッサージ

北京にて

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ブランドの話から離れて、今日はもうひとつ。

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多分、北京はマッサージの本場であるのでしょう。実際に街を歩くと、至る所にマッサージの看板があります。

で、ホテルの近くのマッサージに行ってみました。

そこは、全身マッサージと足裏があり、両方合わせて1時間半位のコースが128RMB(約2,000円弱)ということで、さっそくお試し。

「盲人按摩」と書いてあったのですが、出てきたのはメガネをかけた若い女の子。

強いマッサージが好きな私は、思わず、「大丈夫かな」と思ってしまいました。

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しかし、始めてもらうと、これがかなり上手い。

指圧する力も相当なもので、予想に反して、イタ気持ちいい世界に突入。

片言の英語で"This is not good"と言いながら、肩と腰のあるポイントと押さえられた時は、それらが本当にシビレるポイントで、思わず「キュ~」と唸ってしまいました。

やはり、日本のマッサージ店にいる中国の女の子は、日本にきてから少しマッサージを習った程度の子がほとんどなのだろうか?

やはり、本場はスゴイ!

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北京のレストラン

北京にて

今日は、ブランドのことをちょっと離れて。

休日です。ホテルの朝食も食傷気味なので、ローカルの安レストランでブランチをしました。

牛肉の胡椒あえ8RMB (約120円)、それからいわゆる坦々麺4RMB(約60円)を注文。牛肉は、なかなか美味。ビールといきたいところでしたが、さすがに朝の10時なので我慢。坦々麺は、はっきり言って日本の方が美味しい。中国でいつも思うのは、ラーメンの麺がいま一つということ。なにかどれもが即席麺っぽいんですよね。まあ、あまり高級なところに行っていないからかも知れませんが。

あと、一人で食事をする時いつも困るのが、ウェイトレスがメニューを持ってくる時、そのまま横に立ち続けて、注文するまで動かない習慣。マーボー豆腐とか、あまりありきたりのものは極力頼みたくないと思うと、注文を決めるのに時間がかかります。でも、横には髪をアップにしたお姉さんがずっと立っています。会話ができれば、いろいろ聞けるのだけれども、こっちは中国語がわからない、相手は日本語と英語がわからない、そんな状態では、お姉さんが無言のまましばらく立ち続けることになります。これを解決するには、中国語を早くマスターするか、無言のプレッシャーを気にせずマイペースで料理を選ぶノリを身に着けるかでしょう。

どちらの路線で行くかまだ思案中です。

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2006年8月 4日 (金)

ジャパンブランド イン チャイナ

北京に来ています。

こちらもあまり暑くなく、ホテルではエアコンをほとんど使っていません。

ここ北京でも、Toyota, Honda, Sonyなどのジャパンブランドの人気は大変高いです。中国の人が、これらジャパンブランドの商品を競合商品と比べた時、「お金を余分に払ってもよい」と考える金額(プライス・プレミアム)は、日本人が考える金額よりも大きいようです。つまり、中国においてのジャパンブランドのブランド価値は、日本においてのそれよりも高いと言えます。

しかし、中国においての就職人気ランキングを見てみると、これとはかけ離れた結果が出ています。ランキングの10位以内にはどの日本企業も入っていない状況で、ランキングの50位以内において登場する日本企業はたった2社です。

これはどうゆうことでしょうか?

端的に言えば、日本企業で働く魅力が薄いということです。

大きくは3つ、

・能力に関わらず、日本人社員とは対等に扱われない

・会社が自分たちの社員教育に積極的でない

・出世できる見込みが薄い(キャリアパスが見えない)

ということです。

つまり、ゼネラルマネージャーやディレクターは、定期的に日本の本社からやってきて、一生懸命頑張っても、多くの決定権を持つポジションに上がれないし、会社も上がるためのリーダー教育をしてくれない、ということです。一方、欧米の優れた企業は、現地の優秀な社員には教育を施し、しっかりしたキャリアパスを提示しています。

これによってどうゆう差が生まれるのでしょうか?

デメリットは沢山あります。

・現地の優秀な人間を雇うことが難しい

・現地の優秀な人間が少ないので、現地でのビジネスネットワーク形成がはかどらない

・現地採用社員に教育を施さないので、戦力としての強化が進まない

・現地採用社員に教育を施さないので、退職率が高い

・退職率が高いので、リクルートコストがかかる

・日本人社員を多く派遣しなければいけないので、コストがかかる

このように日本企業において、マネージメントの現地化が進まない原因は、日本人が日本人サークルの中で「波風立てないで安心して働きたい」というマインドセットに起因しているのかも知れません。しかし、このマインドセットを打破して、もっと賢い経営をすることで上記のデメリットは、素晴らしい機会となるのです。

また、そうすることによって、中国人にとっての”日本国”ブランドももっと親しみのあるものになるのではないでしょうか。

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2006年8月 2日 (水)

父親というブランド

昨日のニュースから

日本の父親が平日に子どもと過ごす時間は3.1時間(日本、韓国、タイ、米国、フランス、スウェーデンの6か国中、韓国に次いで低い)。一方、日本の母親は7.6時間と6か国中最長。

人は死ぬとき、父親のことではなく、母親のことを思い出すことが断然多いとか。これは、「お腹を痛めてこの世に生み出した」ということも関係しているのでしょうが、やはり、共に過ごした時間と、面倒をみてくれた時間の圧倒的な差であるようです。ロングセラーを続けるリリー・フランキーの「東京タワー」でも父親は、「そして、少しのオトン」という扱いです。

しかし、当然、母親だけでなく、父親も子どもにとっては重要な存在である筈。逆に言えば、父親が子どもに対して重要な影響を与えられなければ、それは、家庭教育として「片手落ち」であるのでしょう。かつて、父親は子どもにとって怖い存在でした。そのため、子どもは普段の態度や行動において、常に父親を意識していたと言えます。それは、子どもにとって非常に強い「父親ブランド」でした。

時代の変遷に沿って、現在、「父親ブランド」は、決して怖いイメージである必要はないかも知れませんが、子どもにとって「自分を心から愛してくれる存在」、「理屈抜きで信頼できる存在」、「尊敬できる存在」であるよう努力する必要があるのではないでしょうか。上記の時間の問題もありますが、どのように子どものことをしっかり考えるかが問題なのでしょう。それが、子どもが将来、人のために役に立つ存在になるために、家庭に必要な「父親ブランド」になることだと考えます。

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2006年8月 1日 (火)

伸び伸びになった予定

明日から10日間ほど北京へ出張で、8月は忙しくしていますが、9月になると仕事が落ち着くので、伸び伸びになった予定を実行します。

それは、当初4月に予定されていた新婚旅行です。当初の計画後、仕事の都合で2回の延期。妻にも旅行会社の担当さんにも大迷惑をかけてしまっています。行き先はギリシャのサントリーニ島。地中海の青い海を表現したパンフレットの写真は、かなりの確率でこのサントリーニで撮影されたもの。ギリシャブランドを代表するイメージですね。

今回、思いっきり遊んでリラックスするために、しっかり仕事をします。

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北京出張

明日から10日間ほど北京に出張します。北京は成田から僅か3時間。中国は2ヶ月に1回位行くのですが、国内出張に近い感覚です。

北京の街を肌で感じると、その経済的変化に驚きます。まず、朝の通勤風景は、あの「道一面に自転車」というイメージはもう遠い昔、今では、トヨタやホンダ、そしてベンツなどがビュンビュン走っています。タクシーは、かつてのサンタナから、紺色と黄色の配色の最新型現代(韓国車)が街で目立ちます。

ローカルなレストランでは、夕食に食事2皿とビールを飲んでも300~400円位ですが、スターバックスの1杯300円のコーヒーや、1個500円のハーゲンダッツ(これは日本より高い)がちゃんと売れていたりします。また、はやりのバーではカクテル1杯が1,000円(日本と同じ)だったりします。不思議な経済感覚ですが、まず、地方の町と北京という大都市では圧倒的な貧富の差があり、更には北京の中でも持つものと持たざるものとの差が広がってきているという現状を物語っています。

国全体としても依然として、急成長を続けており、また、2008年のオリンピックに向けて、街のあちこちで工事が進んでいるなど、とにかく活気に溢れています。でも、勘弁して欲しいのは、空気が汚いこと。北京っ子はいつも「青い空が見たい」といいます。なんかいつも埃っぽいんですね。鼻毛の伸びるスピードは尋常ではありません。

とにかく、中国という国も北京という街も、ここ10年ほどで大きくイメージチェンジしています。例えば、大都市では車文化が定着し、中国製のアパレルからは、もう「粗悪品」というイメージが消えました。また、これからもそのイメージをどんどん変えていくのでしょう。

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